ウメハラが語る「e-Sports」-対戦ゲームを日本で盛り上げられるか 後編2014年04月06日配信

30代以上の人たちにもやってもらいたい

ウメハラが語る「e-Sports」-対戦ゲームを日本で盛り上げられるか(前編)

夏野 eスポーツは若者だけじゃなくて上の世代にもやって欲しいですよね。
日本ではどうなんですかウメハラさん。

ウメハラ 競技性のあるゲームで流行ったのは格闘ゲームが日本で最初だと思うんですけど、それを当時プレイしてた人たちが20歳くらいだと思うんですよね。当時一番多かった年齢で。
その人たちは今、40過ぎてますから、それで未だにやってる人もいるので、可能と言えば可能ですよね。

夏野 老化防止にもいいと思うので。

ウメハラ それは結構(笑)。

夏野 おじいちゃんが、物凄い格闘ゲームで強いとかがあると、なんか盛り上がる感じがしますね。師弟対決とかね。

ウメハラ まあ、それを一応目指して頑張ってるんですけど。


e-sports SQUARE AKIHABARAの店長、井上隆三氏は「平日のアフターファイブにゲームを楽しむ習慣を!!(After Five Gaming)」を提唱している。

午後五時以降の、仕事が終わった後の時間であるアフター5にゲームを楽しんでもらい、eスポーツの社会人リーグ設立を目標とする。


会社勤めのネトスマ勢で既に実践している方はいらっしゃいますよね。
たつまんさんや南国さんやsekireiさんの仕事終わりネトスマ配信の様に。

反射神経と視力の問題もあるでしょうが(時間的な制限も)、30を超えても現役でいるのが一般的であって欲しいなあ、と。
帰宅後の一杯、そして一戦。



おじいちゃんが物凄く強いと盛り上がる、って話が出てますね。
これ、スマブラおじさんと称される超古参の人たちかな?
老害スマブラ―なんて愛称(?)もありますが、
上の年齢層が少ないeスポーツの現状を考えれば、むしろスマブラおじさんが足りないっ!!



夏野氏は「30代以上限定など、上の年齢層に向けた大会も行うのはどうだろうか」と提案し、中国ゲストの林雨新氏は「中韓の企業が、日本の30代~40代を狙った大会を開くのは新しいアイデアだと思うし、スポンサー費用を決めている人が30代~40代の世代だからうまくいくと思う」と述べた。


昔あったマスター杯みたいな感じかな。
古株の上級者限定で開かれる大会はかなり見ごたえがありますし。

プロゲーマーのアイドル化計画

夏野 さあウメハラさん、どうしましょう日本。

ウメハラ どうしましょうねえ。

夏野 どうしましょう、誰を連れてきましょうか。
ウメハラさんが誰と対戦したいですか。

ウメハラ そうですねえ、できれば絶対負けない相手がいいですけどね(笑)。そういう場では。

夏野 いや絶対負けないでしょ(笑)。

ウメハラ いやどうですかねえ。

夏野 じゃあ誰を育てたいですか。

ウメハラ やっぱ若い人にたくさんやってもらいたいなってのはあります。

夏野 元モー娘の人たち対、今のAKBの人たちとか面白いんじゃないですかね。

ウメハラ そうですねまあ。

夏野 芸能界も売れなくなった人とか、まだ売れてない人とかだったらまだ安いと思うので。

ウメハラ なるほど。それを僕がやるんですか。

夏野 そう。ウメハラさんと対決、みたいな。


韓国ゲストのウィ・ヨンクワン氏は、キャラクターとアイドルの文化が日本で発達している点に着目し、「プロゲーマーを格好良いイメージで、アイドルとして推していくのはどうだろうか」と提案。


アイドル、スター、タレント。
正にウメハラ。神聖視すらされてますし。


ニュース記事のタイトルに「あのウメハラも駆け付けた」。
注目してもらいたいイベントの紹介に「ウメハラが参戦!!」。
集客のために「ウメハラ」が頻繁に使われることから知名度の高さ(宣伝力)がわかる。
プロゲーマーとeスポーツの広報に欠かせない人物だ。


プレイヤーが充分な収入を得て、職業としてのプロゲーマーをメディアが取り上げる。
そうした動きを活発にしてプロの概念を成立させるのが重要だ
と、会場で語られた。



まずは、どんなゲームがあって、どんな大会があって、どんなプレイヤーがいるのか。
興味が出たら調べて、視聴する。
自分も戦いたかったら、導入する。
観客にもプレイヤーにもなれるのが対戦ゲームの魅力ですからね。


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