対戦ゲームの世界大会、Apex2015
貴公子、もやし、ルオカ団長、南国、メリヒムなどのネトスマ勢が、スマブラ64部門に参加したことで知られるApex。2012年からApexのスポンサーであるTwitchが、今年のApexでも引き続きスポンサーになることを公表した。
Twitchオフィシャルブログより。
Twitchはゲーム配信専門のサイトで、競技としてのゲーム(e-Sports)が盛んに放送されているのが特徴だ。
『TopangaTV』や『顔TV!』をはじめとする対戦格闘ゲームの配信に使用されたり、2014年08月26日にAmazonがTwitchを約9億7000万ドル(約1000億円)で買収するなど、ゲーム実況で人気のプラットフォームである。
そのTwitchが、スマブラシリーズが中心のApexに着目しており、賞金および有資格プレイヤーの宿泊費・交通費を提供すると告知。
更に、米任天堂もApex2015の公式スポンサーになることが、Team Apexから報告された。
We are pleased to announce that #Apex2015 is partnering with @NintendoAmerica to bring an incredible #SmashBros event pic.twitter.com/t4DQJm1Wup
— Team Apex (@apex_series) 2015, 1月 9
Apexで採用されるタイトルの内、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』『ウルトラストリートファイターIV』の賞金はそれぞれ総額2500米ドル。過去最大級の額となった。
Apexはスマブラのみならず、『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』『Killer Instinct』などの対戦ゲームのトーナメントも開催していて、競技性の高い大会である。
しかし、任天堂はEVO2013において『大乱闘スマッシュブラザーズDX』の配信を中止するよう通告していた例もあり、競技としてのスマブラには否定的ではないかと見られている。
一方で、米国任天堂の販売マーケティングを務めるScott Moffitt氏が、スマブラを競技としてプレイすることに肯定的な発言をしている。
EVO2014では任天堂がEVOのスポンサーになっており、今後は任天堂がネトスマのようなガチガチの対戦に対してどう取り組むのか? Twitchが対戦ゲームと共にどれほど成長していくのか? に注目だ。
今年のApexは、01月30日から02月01日にかけてニュージャージー州にて開催される。
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・The Official Twitch Blog Apex 2015 – Powered by Twitch » The Official Twitch Blog
・Apex 2015 » Apex Returns January 2015 – Apex World Circuit Qualifying Season Announced
関連サイト
Apex 2015(公式サイト)
@apex_series(公式Twitter)