南国、ルオカ団長、貴公子が参戦
2008年から毎年アメリカで開催されている「APEX」は、スマブラシリーズをはじめとする対戦ゲームの世界大会であり、スポンサー付きの賞金が出ているイベントだ。
01月11日から12日にかけてAPEX2013スマブラ64部門は開かれる。
日本勢は南国ネス、ルオカ団長ファルコン、貴公子カービィが参戦。
海外勢のKingFunkに遠征の招待を受けた貴公子は、期待に応えたプレイを舞台のニュージャージーで披露した。
順調に勝ち続けて迎えたWinners Finalsでは、貴公子が三連勝をあげ優勢に立つ。
使用するソフトが海外版のためゲーム内の仕様に日本版と相違があるのはもちろんのこと、
大会のルールも日本の大会と異なっている。
大会方式はダブルイリミネーション方式を採用。
5ストック制で、使用キャラクターは試合毎に変更が可能。
ステージは毎試合選択することができ、選択肢には「プププランド」「ハイラル城」「コンゴジャングル」がある。
決勝戦ではお互いに打ち合わせをしていたのか、プププランド固定で試合が行われた。
決勝は貴公子カービィ VS Isaiマリオ
南国は本選中に敗れ、ルオカ団長はLosers RoundⅡでSuPeRbOoMfAnとのファルコン同キャラ対決で敗れた。残る日本勢は貴公子のみ。
Losers FinalsでSuPeRbOoMfAnに勝利したIsaiが決勝へ上り、最終戦の組み合わせはカービィ対マリオに。
Grand Finalsは、Redとたつまんによるミラー配信が行われ大変な盛り上がりを見せる。
勝者サイドの決勝戦で三連勝しアドバンテージを得ていた貴公子だが、形成が入り替わり決勝の三本先取ではIsaiに三連敗を喫した。
敗者サイドから勝ち上がってきたIsaiは貴公子に二勝する必要があるため、再び三本先取が行われた。
互角の展開を続けて両者1ストックの状態から、貴公子が崖際の対処ミス。
初戦を落としてIsaiの四連勝になると思われたが、この正念場で貴公子カッターが炸裂し貴公子が勝利。
会場は熱気包まれ、一気に貴公子ペースへと持ち込まれた。
貴公子カッター……復帰時に使用するファイナルカッターを引きながら出して事故を狙うテクニック
その後の試合は貴公子が優勢で、二本を先取した貴公子の優勝は目前へ。
だがIsaiは驚異的な粘りを見せ一本取り返し、次の試合で再び1ストック同士の展開へと持ち込んだ。
日本のネトスマ勢が固唾を呑んで見守る中、両者緊張が見られる攻防を繰り広げる。
崖掴みからZ上りで復帰しようとしたIsaiマリオに、
貴公子カービィが空横ドリルから横スマッシュを放ち最終戦に雌雄を決した。
日本から配信で応援していたリスナーも現地のギャラリーも拍手喝采し熱狂した。
参戦した日本勢がIsai相手にどれだけ戦えるかに注目されていた中、
貴公子は日本で見せ続けてきた強さを海外で発揮した。
その他の情報や出来事
- APEX公式サイト
- 配信は「Twitch」で行われる。
- Isaiはマリオで出場しており、本配信ではピカチュウを望む声が見られた。
- ネトスマ勢はミラー配信をするため長時間待機していた。しかし初日は64スマブラの配信が無いことを徹夜明けに知って肩を落とした。
- 二日目には本選が配信され、日本勢によるミラー配信が行われた。
