ネトスマもアングラ感が薄くなったのかな ウメハラ×ときど「昔のゲーセンは変な人が多かった」2014年08月30日配信

ウメハラ氏が通っていたゲームセンターの話

2014年08月16日にニコニコ生放送で配信された「底辺vs東大!ウメハラ×ときど特別放談~週刊ジョージア新連載&PHP新書発売記念~」より。


ときど氏は、昔のゲーセンで培われた精神が、今のウメハラを作ったんだと語る。


左:ウメハラ 右:ときど


ウメハラ
個性的だったなって思うんだよなぁ。
なんか変な人が多いっていうか。
今って、ゲーセンって、いわゆるリア充、多くね?

司会
あぁー。
大型筐体ものとか増え始めてからね。

ウメハラ
いや、格ゲーもですよ。

ときど
うん。

ウメハラ
格ゲーも増えましたよ。

司会
ゲームセンター自体っていうことではなくて。

ウメハラ
だって外歩いてた時に、俺らはオーラでわかるんですよ、「こいつらゲーマーだな」って。
「もしかしたらゲーマーじゃないかもな」ってぐらいの人が多いんですよ今。
でも昔は、一目見て、「絶対ゲーマー!」。
絶対そこ外さないみたいな。

司会
その辺ってときどさんも感じられます?

ときど
僕はちょっとはそういうのあるんですけど、感じるんですけど。
ここまでのその……選球眼って言うんですか?

ウメハラ
違う違う(笑)。
昔は、誰の目にも明らかだったよっていう。



外見だけじゃなく、内面的にも面白い人によく会ったとのこと。
似たような感覚をときど氏も持っている。
ときど氏が通ってた横浜のゲーセンは異様な雰囲気で、オタクオタクしてたらしい。


いいね、変な人によって醸し出される独特の雰囲気って。

オタクの世代論でもよくある。
第一世代の古いオタクはどこか共通する暗さを持っていて、その暗さを感じ取ってお互いの存在を認識していたと。


対談では、さやわかな明るいイメージとして"リア充"が使われてる。
普通の人が入って明るくなり始めたら、初期の濃さは戻って来ないけど、その場所が成長し始めたってことでもありますし。当たり前の存在になってからが勝負。



たくろ~.さんが配信で「昔のネトスマは、鯖のロビーを見るだけで新規の人が入ったかどうか分かる。人口が少なすぎて面子がいつも同じだったから」と昔話をしていて、なんか良いなぁ、と。

当時ならでは、って感じ。

初期のネトスマに比べて、露出が増えて人口も増えた今は、だいぶイメージが変わったんだろうか。



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