ネトスマにてその2

匿名大会の初戦で負けると自分の名前をバラしたくない現象

全員がステハンで出場する匿名大会は人気ありますよね。


強者が巧みなプレイを見せれば「この人誰だ!?」と盛り上がる。
名前が知られてない人が上位に入れば「こんな強い人いたんだ」と驚きの声が上がる。


コテハンが判明する前のワクワク感が楽しいのだけど、
名前を堂々と明かす気になるのって、大体ベスト8からじゃないかな。


一戦目でいきなり負けると、コテハンを出したくない人が多いのか、
「相手の人が名前を教えてくれなかった」と匿名大会ではよく報告される。


「名前出さないとか白けるわー」なんてコメントされる名前バラしたくない現象。
これってネトスマで使ってるコテハンがブランドになってるからだよなぁ。



実名と匿名の差について、こんな実験があったそうな。
本名の人、ハンドルネームの人、名無しの人の三人がいる。
左からFacebook(実名)、Twitter(ハンドルネーム)、2ちゃんねる(名無し)てな具合。


この三人がネット上で、モラルが求められる行動を取るかどうか、
マナーをきちんと守るかどうかを観察する。
チャットで「弱いですね」と煽られた後に相手をネトスマスレに晒すかどうか的な。


結果、名無しがマナーを一番無視しやすい。
じゃあハンドルネームはどうか?……名無しより実名に近い結果となった。

つまり、ハンドルネームにも責任感は生まれる。


長くハンドルネームを使ってれば、その人かどうかを特定できますしね。
「Red」「たつまん」と聞けば「ああ、あの人ね」と頭に思い浮かべられる。


ツイッターのフォロワーが増えると、うかつに暴言吐いたり過激な下ネタ言ったりしにくくなる。
上位勢のコテハンも、昔からの評判や実力が名前に含まれてるから下手なことはできない。



有名で上手い人が、初戦で負けるのはやっぱり気恥ずかしいのかもしれない。
まあ、そんなこと気にしねーよって人もいるでしょうが、
ステハンで出場して初戦敗退して、
しかも負けた相手に「私は○○なんです」と告白するのはちょっぴり屈辱なのかなーと。


ただ、決勝戦で負けるのはオッケー。
決勝まで行ったこの方は誰なんだ!?の流れで「実は私は○○です」と
言うのであればそこまでイヤじゃない……と思う。


「名前をバラすのはベスト8から」なら、みんな気持ちよく名乗ってくれるかも。

そんな訳で、匿名大会は集まりが良いため、大会に人が来てくれないと嘆くsekireiさんには
匿名杯の開催が望まれるのではないかと思った次第です。(上から目線締め)
(2014年04月26日)
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