プロゲーマー2015年07月03日配信

梅崎伸幸さんによるe-Sports講義 in プロゲーマー専門学校

2015年06月28日の講義を、箇条書きでまとめておきますね。
とりあえず講義の前半部分だけ。


・梅崎さんのよく使うフレーズは「正直ベース」。実際、当日のトークはぶっちゃけ話が何度も飛び出ていた。

・CerosさんとBonziNさんはDetonatioN Focus MeのチームTシャツ+ジーンズで登場。

・講義を受けた体験入学生は10人~15人。

・その場に居たLeague of Legends勢は2人。

・梅崎伸幸さんは、2015年に入ってから体重が増えた。ゲーミンハウス設立で色々とストレスを感じていたらしい。

・梅崎さんは15歳の時にパソコンを買い与えてもらい、オンラインゲームに夢中になった。

・高校では生徒会長を務めていた梅崎さん。生徒会長をしながら朝の三時までビデオゲームをプレイしていた。授業中は寝ていた。

・DetonaitoNを運営する以前、梅崎さんは京都の日新電機で、営業職として働いていた。

・2012年にDetonatioNを立ち上げるも、仕事をしながらの運営なのでかなり大変だった。

・2014年の12月に日新電機を退職して、2015年にe-Sports事業を起こす。

・Cerosさんが持つ「Japanese Faker」の異名について。

・LoLトッププレイヤーのFakerは韓国のスターであり、日本におけるFakerがCerosだと解説。

・DetonatioNのメインスポンサーはLogicoolで、ビックカメラやヨドバシカメラのデバイスコーナーには、Cerosさんの写真が載っている。

・BonziNさんは帰国子女だと説明した後、「なんか英語であいさつしてみてよ」と梅崎さんによる突然のフリ。

・「Hi. I'm BonziN. Nice to meet you……」とあいさつし始めるBonziNさん。世界大会のインタビューでは英語で受け答えしている。

・ 梅崎さんが「この中でeスポーツって言葉を知ってる方いらっしゃいます?」と聞いた所、その場に居た体験入学生は全員知っていた。

・League of Legendsのアクティブユーザー数が1億人を突破した。LoLはテニスと同等のスポーツになっている。

・世界で三番目くらいに競技人口が多いのが、League of Legends。

・妖怪ウォッチやポケットモンスターの売り上げは200万本~500万本の規模だが、LoLやWoTはアカウント登録数が1億を超える規模であるため、e-Sportsの規模は跳びぬけている。

・2013年の賞金額でトップは5400万円、2014年は1億2000万円。年々増えている。

・国別の賞金獲得ランキングにおいて、韓国が一位の22億6000万円。中国が二位の16億円。中国がここ最近怒涛の勢いで伸びている。

・日本は27万9000ドル。約3000万円。まだ日本はeスポーツ発展途上国。

・2017年のe-Sports年間視聴者数は、世界で3億人に増加すると、マーケティング会社によって予測されている。

・e-Sportsは1兆円規模の市場になるとも予測されている。

・LoLの世界大会がいかに発展してきたかについて。2011年にスウェーデンで開かれた大会の観客数は50人程度だった。2012年には約4000人に増加し、2013年にはステイプルズ・センターという室内競技場を使用し、20000人の観客を動員した。

・2014年に韓国で開かれたLoLの世界大会では、国立競技場を使用し、45000人の観客が来場した。

・今年の2015年にはベルリンでLoLの大会が開かれる。「ウチが出れたらいいなぁ」と語る梅崎さん。「現状ではまだ難しいでしょう」とも語る。

・韓国のチーム運営は他国と異なっていて、日本のサッカーと野球に近い形。つまり、大手企業がe-Sportsのチームを持つ。サムスン電子やSKグループなどが、プロゲーマーのチームを持っているのだ。

・日本にもいよいよe-Sportsの波が来ていて、企業がこぞって参入し始めている。株式会社SANKOや株式会社スクウェア・エニックスなど。eスポーツタイトルとしてLoVAの制作に着手。

・株式会社SANKOはe-Sports事業にかなり投資しており、梅崎さんが「苦しいですよね、結構」と聞いたら、その場に同席していたSANKOの方が「苦しいです(笑)」と返答。

・日本はテレビゲーム大国であり、テレビゲームへの免疫があるため、e-Sportsの人気に火が付けば、雪崩式に様々なeスポーツタイトルが盛り上がると、梅崎さんは予想している。


このエントリーをはてなブックマークに追加