プロゲーマー2015年06月07日配信

ときどさんもメールで営業してたし、売り続ける"営業力"が大事なのかも

チョコさんがプロゲーマー専門校で語った中で、面白かったのは「海外の企業に営業かけて回っていた」って話。

地道に営業活動してたみたいな話って、あんまし普段聞けないからなー。



で、改めて思ったのは、プロゲーマーになるためには"営業力"が大事だな、と。
ときどさんの『東大卒プロゲーマー』でも、その辺が語られていて面白い。



FPS業界は格ゲー業界よりもだいぶ歴史があり、すでにビジネスとして成熟していた。
当然お金にも余裕があるわけで、「だったら僕にぜひ投資を!」ということで、海外FPSの有名チームに、メールを送りまっくった。

ときど『東大卒プロゲーマー』 p.157

格闘ゲームの支援に興味はないですか?
たった40人の大会から始まった「Evolution」は、いまや数千人のプレイヤー、何十万の動画視聴者で盛り上がる一大イベントに成長しており、これからも成長は必須ですよ……と。
もちろん自分の戦歴と、今後の成長の約束も忘れない。
署名は、「ときど」、並べて「谷口一」。

チョコさんは、マゴさんのサガットに勝ってから注目を集めだした。
海外の人にも名前が広まってから、企業に営業をかけていた。



てな訳で、プロゲーマーになりたい方は、「大会で好成績を残して有名になる」「企業に営業しまくってスポンサーを探す」って方法が一番近道かも。




営業と言えば、DetonatioNも。
あそこのプロチームは、すでに8社のスポンサーが付いてるんだよね。
んで、その代表を務める梅崎伸幸氏は、前は外回りの営業マンだった。




そういや二年前に、人材コンサルタントの常見陽平氏が、「日本を元気にするのはウルトラマンより営業マン」てな話をしてた。
営業職ほどつぶしの効く職業はねえんだぞ、と。



その話を聞いた時は実感できなかったけれど、プロゲーマーの世界を知ってからは、営業マンつえーって思うようになった。

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