映画2014年11月24日配信

もう何百回見たのか覚えてない 映画『カンフーハッスル』

もうねー、見るという行為を超えて、聴いてるから。
聴くのだ、映画を。


まず、カンフーハッスルを音声化する。
次に、外で歩いてる時なんかに再生する。
で、戦闘シーンの音声(声・BGM・効果音)を聞きながら、映像を脳内で再生する。


この脳内再生って快感なんですよ。脳がね。オススメ。
カンフーハッスルはアクションの映像を一個ずつ覚えやすいから、初心者にも再生しやすいと思います。


……くらいに好きな周星馳(シャウ・シンチー)監督のカンフー映画。
劇中のシーンを微に入り細を穿った解説してると20000字を超えるので、簡潔にご紹介。



この映画、上映当時のキャッチコピーは"ありえねー。"だった。

キャラクターの戦闘力が、ストーリーが進むにつれドンドンドンドン上昇していって、波動拳を打つわ、声で衝撃波を発生させるわ、かかと落としの持続で窓ガラスをぶち抜くわで、人間じゃない。


でも何がスゴいって、あり得ないバトルを見て「いやいや、ないわー」って冷めるんじゃなくて、「古琴波動拳こえぇぇぇぇ!!」と、物語に入り込めるんだ。


ありえそー!! ってのが、上映中の2004年に劇場で見た時の感想。


見るからに人間業じゃないんだけど、嘘が嘘っぽくない。
純粋に異能力バトルを楽しめます。(でもギャグシーンはあんまり……シリアスなアクションが見所だと思う)




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