eスポーツMaX2014年08月25日配信

ボンちゃん×ふ~ど×どぐら スペシャルインタビュー【eスポーツMaX 第21回】

2014年08月24日放送。


ゲストは『BLAZBLUE』のプレイヤー、どぐら選手と、
『ウルトラストリートファイター4』のプレイヤー、ふ~ど選手とボンちゃん選手。








ラスベガスで開催されたEVO2014を、大会に参加したゲストの三人で振り返る。





ふ~ど
サブもあるんですよね。
例えば、昔の『ストリートファイターII』の大会やろう! みたいな感じで。
メインでやる大会と有志がやる大会で、サブも結構面白くて、盛り上がってる感じですね。





ふ~ど
やばいことだと思いましたよ。
109人? 多いなって。





EVOは誰でも参加できるのかという話に。


ふ~ど
行けます。
今、(自分は)プロゲーマーなってるんですけど、
2011年に初めて行った時は、友達三人で「Evolution行ってみよう」つって、旅券買って、エントリーして。



試合結果について。




ボンちゃん
負けてない者同士の決勝戦ってのが、WinnersFinalって言い方になるんですけど。
そこで僕とふ~ど君が、出会ったというか、勝ち上がり同士の決勝での対戦だったんですよ。


EVOの決勝は、トーナメントを無敗で勝ち上がった選手と、
敗者復活戦を勝ち上がった選手で対決する。






ふ~ど
ボンちゃんとWinnersFinalであたった時に、「どっちか優勝しような」っていうのは思ったんですよね。
でまぁ、ボンちゃんに負けちゃったんですけど、次の、ルフィっていうフランスのプレイヤーに自分があたって、負けてしまって。
で、ボンちゃんも負けてしまって、日本勢じゃない人が優勝したのはちょっと残念だなって感じですね。


ボンちゃん
ルフィのプレイを見てると、凄いノリノリで。
メチャメチャ脅威だったんですよね。
ベスト8に残ったメンバーが、日本勢が僕とふ~ど君含めて四人いたので、まあ日本勢、今回優勝できるでしょうって。

去年も全く同じ状況で、ベスト8に日本勢四人いたんですけど、
結果去年も準優勝が一人いて、あとは6、7、8みたいな順位で終わっちゃってたんですけど。
そういう結果もあって、今年は日本勢優勝したいねって話をしてたんですよ。


去年と今年で違った点は何かと聞れたボンちゃん選手。


ボンちゃん
参加タイトルって、個人で何タイトル出てもいいんで、
選べるんですけど、僕は参加したウルトラストリートファイター4と別に、『MARVEL VS. CAPCOM 3』っていうゲームにも登録はしてたんですけど、初日の予選の結果でベスト8に残るってのが決まっていたので、ウルトラストリートファイター4に専念するために、参加しなかったですね。
それは過去なかったので、初めて専念したなぁっていう。


どぐら
複数出ると体力削られますからね。
時間もバラバラで、移動とかもかかったりで、
こっちのゲームやってたら「もうあっちのゲーム呼ばれてるよ」って言われたりして。
気になって仕方なかったり。

ふ~ど
朝10時に始まって、夜の12時まで。
タイトル毎に時間が振り分けられてるんで。






ブレイブルーで準優勝したどぐら選手。
決勝での敗北は、人生で最も悔しかったという。


どぐら
対戦してる時は「あっ、もう勝ったなこれは」と、かなり思ってましたね。
(僕が)一回勝った相手が、敗者復活トーナメントで上がってきて、その人に僕は決勝で負けた。
正直、やってる時は「いや、これは勝つでしょ」ぐらいでやってて、後半になると「こいつはよ負けろよ……」と思いながらやってました(笑)。







あと1ラウンド取れば優勝だったが……。





まさかの逆3タテ。
優勝したのはガリレオ選手。





ふ~ど
一緒に見てたかずのこっていうプレイヤーが、
ツイッターで「どぐら、おめでとう」って文章を作ってるくらいだった。
後は押すだけだって言って、「まだ押せないまだ押せない」みたいな(笑)。


どぐら
僕と一緒に来てた関西勢の人とかも、
感情移入しちゃってた人は、結構、泣いてた人はいたらしいですね。
で、繰り返しますけど僕は負けてるんで(笑)。




ここから三人への質問コーナー。




ふ~ど
格闘ゲームに関しては、日本がレベルが凄く高いんですよ。
なんで、アメリカに行ったら、多分、下手になるかもしんないってのが。
環境は絶対日本の方が良いので。


ボンちゃん
強くなるために必要なものは、日本が別格で揃ってる。



Q.名前の由来は?



どぐら
「なんでその名前なの?」ってのは結構聞かれるんですけど、
あのー、面白い由来がある人ならいいと思うんですけど、僕の名前の由来、一言で言うとメッチャしょーもないんですよ(笑)。

昔、少年ジャンプに連載してたランプ・ランプって漫画があるんですけど、ご存知ですかね。
…………わからんかな。
もうこの時点で盛り下がるじゃないですか!(笑)
普通に主人公がいて、冒険して、敵のボスを倒すみたいな話なんですけど、悪い親玉の名前が「ドグラマグラ」ってやつなんですよ。
で、僕そのキャラがメチャクチャ好きで。
ゲームやるにあたって、リングネームとか必要になるんだったら「何にしようかなー」って悩んでた時に、頭の中に「ドグラマグラ」がホワンホワンって出てきて、「こいつでいいやん」ってなっちゃった。





ボンちゃん
僕は、あだ名が「ボンちゃん」なんですよ。
そもそもなんでボンちゃんなんだっていうと、
あの、僕今小太りくらいに見えると思うんですけど、
25kgくらいやせて今これなんですよ。


ここでマット・伊達から一言、「すごかった」。


ボンちゃん
凄かったって言わないで下さいよ(笑)。
その頃はボーン! ってしてたんで、体が凄くデカかったんで。
それでみんなからボンちゃんって名前で言われてたので。
それをそのまんま持ってきましたね。





ふ~ど
ゲームセンターで、フード帽子かぶってゲームやってたら、いきなり「フード君」って言われて、「あぁ俺フード君なんだ」って思って、ふ~どになった。
だから見た目とかあると思うんですよ。
今だったらメガネとか言われるかもしんないですけど。
当時はフード。



最後に「来年のEVOに向けて」をテーマにトーク。


ボンちゃん
簡単な言い方すると、もっと練習するとかそういう言い方になるんでしょうけど。
もっと色んなプレイヤーのことをよく知るっていうのは、大事なのかなと。
ライバルになりそうなプレイヤーの情報をもっと集めて、大会に臨むってのが大事なのかなっていうのが。


新しいライバルは? と聞かれたボンちゃん選手。
「やはりルフィ」と返答。


ボンちゃん
決勝で負けたルフィは、一番に倒したい相手に変わっているで。


どぐら
今年、Evolutionに臨む姿勢とか、こんな感じでやろうかなっていうのは、いい感じにハマったのかなってのはあるんですよね。
だから今年を振り返って反省する所があるとすれば、
「もう勝ったな」とかそういうのやめよっていう。
勝ってないからオマエっていう(笑)。
来年こそ優勝したいって気持ちだけですかね。


ふ~ど
大会に向けての対策の仕方なんですけど、
今は特定のキャラクターとか、特定の人に対して対策をしてたんですよ。
海外の大会行くと、自分が知らないキャラとか知らない人とか、凄い強いプレイヤーがいるんで、もっと特定っていうのをなくして、もっと広く対策をしないといけないなっていうのが、やりたいなって思ってます。


2011年にふ~ど選手は優勝しており、その時は「相当楽しかった」とのこと。


ふ~ど
前日俺メッチャ飲みまくってて、やばかったっすよ。

どぐら
僕のチームメイトも飲んでて、こいつら何をやってるんだと(笑)。

ふ~ど
1チーム1人まで飲めるってルールを作って(笑)。

どぐら
「飲んで優勝したら幸せがMAX」って持論ができたんですよね。

ふ~ど
今はプロなんで、そういうのはできない……んですけど。

どぐら
(笑)





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