コミックマーケット2014年08月16日配信

初めてコミケに参加するも、どこに何があるのか把握するだけで一日が終わったの巻【C86@一日目】

漫画・アニメ・ネットで幾度もコミックマーケットのあれこれを聞いてはいたものの、
実際に行ったことがないので、さしたる準備はせずに有明へ。



国際展示場駅から出た途端、そこは戦場だった。


国際展示場駅に到着しホームに降りた瞬間、こう、ムワッと来ました。
あぁ、間違いなくお祭り会場へ近づいているのだな、と。



駅を出た瞬間もうね



げんしけん 1巻 第5話「コミコミ」より


春日部さんと似たような心境ですよ、ええ。
会場までの道をよく知らなかったんだけど、必要なかったね。
行きの列に身を任せたら、勝手に着いていたのだ。



噂には聞いてましたが……国際展示場駅前のローソン、只者じゃないっ。

行きは大量のレッドブルと店内の行列に圧倒され、
帰りは「今日のコミケはまだ終わりません!」「ローソンが皆様のために大量のグッズをご用意しました!」という店員の掛け声と共に、魔法少女まどか☆マギカのクッズが販売されていて、アツい。熱いよここの店員さん。

まどマギは今も人気タイトルなんですね。同人誌も頻繁に見かけたし。





さあ着いた、ビッグサイト。


私は人が密集する所が大の苦手なんですが、ココはなんだか平気だった。
ラジオの公開録音へ行く時も同じで、同じ目的を持つ参加者が一堂に会する時は、人込みもそう悪くないな、と。


まあでも、こんなこと言っていられるのは、私が13時に到着したからかも。
開場前の待機列は地獄だって聞くし、始発電車で来た人の待ち時間は5時間だとコミケ公式サイトに書いてあって、「昼に到着して助かった」と思った。


異常な熱気でコミケ雲が発生するとか、嘔吐と脱糞で異臭騒ぎになるとかの噂で、
夏のコミケは地獄絵図なのかと恐縮していたけど、なんとか無事でした。
「今回は雲ができてないから大丈夫」って話がホールで交わされてた(笑)。


いやむしろ、臭いに関しては、コミケの一環としてちゃんと体感しておこう! とすら意気込んでいた。
あの、積極的に嗅ぎたいとか、そういうんじゃなくて、体に焼き付けておきたいって感じ。





西館へ。


このジャンルを買うぜ! といった目的がなかったから(スマブラあるかな、くらい)
机に並べられた同人誌を手に取って、その場で試し読みはできなかったなー。
あれだな、まだ頭のてっぺん辺りが開きかけてないですな。



私の性癖として、初めて入るデパートや本屋では、全体を一覧してどこに何があるかを把握しないと気が済まないので、同じくコミケも東1~東6ホールと西1~西2ホールを全て回ろうとしたんですが、時間切れで終わってしまった……。

@初心者レベルの立ち回りであった。


いや~、一列一列を順にチェックしてたら、全然時間足りませんわ。
3万以上のサークルが参加してるってんだから、そりゃ足りないよなぁ。
でも楽しめました。




あとあれ、西2ホールの奥にある屋外展示場でのコスプレに圧倒された。
写真で見るのと生で見るのとは、やはり非日常感が違う。


「おっ、ルイージがいる」「書生姿の男の人カッケー(絶望先生?)」「艦これのコスが多いみたいだけど未プレイだからわからないな~、勉強しないと」などと心の中で喋りながら歩いている所、目に入った忍野忍のコスプレに見蕩れてしまった。その場に立ち尽くして。
重装備でシャッターを切るカメラマンの動きもスマートだった。




突然拍手が場内に沸き「あっ、今終わったのか」と気づいて出口へ。
13時から17時までひたすら把握作業してた。






毎回トラブルが起こるとは聞いていたけど、私の見える範囲では何事もなく、
それよりスタッフの精鋭ぶりとか、前の人が落したものを後ろの人が拾って届ける光景とか(あの混雑の中で)、売り手と買い手が濃い話をしながら交流をしているのを見て、いいな、と。
「冷えてますよ」と言われて買ったコーラがぬるかったくらいかな、少し残念なのは(笑)。







いわゆる萌えキャラの紙袋を持つ方々が目に入る度に「今日の自分はコミケ成分が足りないかな、甘いかな」という気に。


なのでげんしけんの1巻と、らき☆すたの12話、つまりはコミケ回を見返すことにより、
それっぽい成分を補給して一日を終えました。



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