アニメ2014年06月29日配信

冒頭の1分だけで「これ絶対面白い」と確信した。2話以降は…… アニメ『ソードアート・オンライン』

梅雨の時期は家にこもるのが一番だと決めこみ、
ここの所はアニメ・ドラマ・映画を大量に鑑賞しておりました。


視聴した作品の内、アニメ『ソードアート・オンライン』は見る前から期待していたんです。
というのも、e-Sportsに関する記事を読んでいたら「ゲームで完全な仮想現実を実現した未来を描く作品」と紹介されていたので、こりゃ見なきゃいかん、と。(ゲーマーとして)


ネトスマ勢の間でも「SAO」って単語がよく出ていた時期があり、
私は「竿ってなんだ?」と、調べないでずっとスルーしていたけど、
MMORPGをテーマにしたアニメだったのね。



で、第1話を見始める。




第01話「剣の世界」より。 ニコニコ的なやつ。


始まって1分経ってないのに何だこのワクワク感!
もうね、この時点で期待感がどんどんどんどん高まってきましたよ~。


「2022年人類はついに―」「完全なる仮想空間を実現した」
冒頭にて、ソードアート・オンライン(以下SAO)の世界はバーチャルリアリティが発達していることが説明され、SAOを買い求める人、ネットで盛り上がる人が描写される。



主人公のキリト(桐ヶ谷和人)。アニメ放映後、MMOでやたら見かけるHNになったらしい。


この雑誌がイイ。
SAOの世の中では、ネットだけでなく紙媒体でも話題になっていて、
一ゲームの影響力がとても高い世界なのかと期待させてくれる。


SAOにログイン後、主人公のキリトは手際良くフィールドを走り回り、
仲間を見つけ、モンスターを狩るといったゲームらしい展開で、さあどうなっていくのか。


そしたら、SAOのゲームマスターである茅場晶彦が「今からクリアするまでログアウトできないから」と言いだし、しかも「HP0になったらリアルで死ぬ。脳が焼かれて死ぬ」なんて宣告をしやがりまして、作中のキャラクター達と一緒に私も「えっ~!?」って反応ですよ。まさかのデスゲーム開始。



いやね、私が自分勝手な期待をするのが悪いんですけど、
e-Sportsの記事がきっかけで見始めたもんだから
「人々は現実とバーチャルを行ったり来たりして、それがメディアに報じられる」
「ゲームが現実に大きな影響を与え始め、プロゲーマーの活躍が一般的になった」
てな世界を描いた作品なのかなー、と思ってたんですよ。


だから、いきなりネトゲに閉じ込められる展開に、「おっと?」ってなりまして。
いやまあ、それでも1話でメチャクチャ惹きこまれましたから、全話見ました。(ホント、初回でこんなに期待が膨らんだのは久しぶり)



しかし2話以降は異世界ファンタジーっぽくなりまして、段々「あれ~? 王道系の冒険活劇になるのかな」と感じ取って、なんというか……。


ギルドにいる一人の女性をめぐって男性陣の空気が怪しくなったり(月夜の黒猫団のサチとか)、可愛いアバターのプレイヤーに囲いができたり(それはシリカか)、狩り場を独占したり暴言吐いたりして名前が晒されたり、「ネトゲで強くなっても現実のお前は変わらない」的な説教を作者がしてきたり……みたいなバリバリのネトゲアニメかと思いきや、ゲーム描写はあまり濃くない。



SAOを見る前に、あれこれ自分の想像を膨らませたのがいけなかったんで、
以降は他の楽しみ方を見つけようかな、と。
まず、BGMが良い。それと後半のボス戦がいい具合に絶望させてくれる。
でもって、何が一番かってアレですよ、キャラです、キャラ。


ライトノベルにはヒロインが高い確率で存在していて、
女性キャラ出さなくても読みますよーなんて思っていたが、
SAOでヒロインの重要性を認識致しました。


この作品、キリト×アスナを楽しめばよかったんですね!(アスナは本作品のヒロイン)
最終話まで見続けた理由の9割がコレ。ラブロマンス。
攻略組って"キリトを"攻略するって意味だったんだね。


いやはやキャラ萌え強し。
SAOは女性キャラクターの重要性を、戦うヒロインの魅力を教えてくれました。



(2014年06月29日)
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